VPN接続時に固定ルートの常時接続が切れてしまう

[ramda]

route -p add 固定宛先 mask 255.255.255.0 通常GW metric 1
として、固定宛先を固定ルートに登録し、route printで設定されていることを確認しました。

ところが、固定宛先と常時通信を行っている状態でVPN Clientを使用してVPN Gateサーバに接続すると、常時通信が切れてしまいます。
この原因としてはどのようなことが考えられるでしょうか？
また、どのように対策すれば固定ルートの接続が切れないようにできるか教えてください。

[ramda]

書き忘れましたが、TCPMonitorで通信先を確認していますが、固定ルートに登録した以外の通信はおこなっていないようです。

[cedar]

その固定宛先への別の経路が設定されていないか、接続後のルーティングテーブルを確認してみてください。

[ramda]

確認したところ、固定ルートの表ではメトリック1になっているのに、アクティブルートの表では26になっていました。
再度設定しても26のままです。
LANカードのメトリック設定は自動メトリックになっています。
VPN設定のメトリックが2になっているのでこちらに行ってしまうのかもしれませんが、どうしたらアクティブルートのほうのメトリックを変更できるでしょうか？

[cedar]

通常はメトリックは勝手には変化しないので、何かのアプリケーションがメトリックを操作しているのではないかと思います。
経験上、WiFi デバイスに付属するアプリケーションが、そういった問題を引き起こしやすいようです。

[hiura]

１．route登録時はパケットを送出するインターフェースを指定したほうがいいのでは。
指定しない場合はゲートウェイなどから最も最適と考えられるインターフェイスが自動的に選ばれる。（※オプション設定）
route -p add 固定宛先 mask 255.255.255.0 通常GW metric 1 if パケットを送出するインターフェースを指定

２．>確認したところ、固定ルートの表ではメトリック1になっているのに、アクティブルートの表では26になっていました。
について

OSはWIN10であるとします。

「route print」で表示されるメトリック値　＝　ルートメトリック　＋　インターフェイスメトリック
です。
netshコマンドを使用するとルートメトリック、インターフェイスメトリックを確認できます。
netsh int ipv4 show route
netsh int ipv4 show int


また、次Get-NetRoute PowerShell コマンドレットを使用すると、各ネットワーク構成ストアに格納されている内容と、
ルートが属するインターフェイスを具体的に確認できます。

永続的なストアの場合（固定ルート）:
PowerShell　Get-NetRoute -AddressFamily IPv4 -PolicyStore PersistentStore

アクティブなストアの場合（アクティブルート）:
PowerShell　Get-NetRoute -AddressFamily IPv4 -PolicyStore ActiveStore