ハードウェア障害と認識される作業の確認

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Field
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ハードウェア障害と認識される作業の確認

Post by Field » Wed Aug 25, 2021 1:02 pm

いつもお世話になっております。
SoftEther VPN Serverマニュアルに「次回システム起動時に、コンフィグレーションファイルが破損している可能性がある場合は、その破損したコンフィグレーションファイルを書き出す直前にログとして「バックアップした 1 つ手前のコンフィグレーションデータ」を用いて、コンフィグレーションの内容を復元しようと試みます。」との記載がございますが、下記作業はハードウェア障害と認識されますでしょうか。
(①・②両方ではなく、どちらかのみ障害と認識される場合はその旨ご教示いただけますと幸いです。)

①誤った手順でConfigファイルを置換する
 (正:サービス停止→ファイル置換→サービス起動 誤:ファイル置換→サービス停止→サービス起動)
②置換前のConfigファイルのタイムスタンプよりも古いタイムスタンプのConfigファイルへ置換する

背景:置換前のConfigファイルのタイムスタンプよりも古いタイムスタンプのConfigファイルへ誤った手順(ファイル置換→サービス停止→サービス起動)で置換したところ、自動障害回復機能が発動しました。(サーバログより判断)
①・②のどちら(もしくは両方)が原因なのか特定したく、質問させていただきました次第になります。

cedar
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Re: ハードウェア障害と認識される作業の確認

Post by cedar » Fri Aug 27, 2021 11:03 am

SoftEther VPN のサービスは、起動時に設定ファイルを読み込み、その後は設定が変更されたりサービスが終了される際に設定ファイルに書き込みしか行いません。
このため、1 の手順ではサービス停止時に置き換えたファイルがメモリ上の設定で上書きされてしまいます。
恐らくバックアップからの復元機能は関係しない現象と思われます。

バックアップからの復元が動作するのは、設定ファイルの書き込み中にプロセスが停止した場合です。タイムスタンプは関係ありません。

Field
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Re: ハードウェア障害と認識される作業の確認

Post by Field » Tue Aug 31, 2021 9:05 am

cedarさん
ご回答ありがとうございます。
②はハードウェア障害と認識される作業にならない旨理解致しました。

①についてですが、正しい手順(サービス停止→ファイル置換→サービス起動)でConfigファイルを置換した場合であっても、サービス停止時に「設定ファイルの書き込み中にプロセスが停止」することになるため、バックアップからの復元が動作するのではないかと考えたのですが、認識誤りございますでしょうか。
(バックアップからの復元はサービスを停止すると次回サービス起動時に無条件で発生するため、Configファイルを置き換えるためには最新のConfigファイルだけでなく、Configファイルのバックアップディレクトリに保管されている1つ手前のバックアップファイルも置き替える必要があるのではないかと考えております。)

cedar
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Re: ハードウェア障害と認識される作業の確認

Post by cedar » Tue Aug 31, 2021 10:08 am

サービス停止が正常に完了するまで待てば、Config ファイルの保存が中断されることはありません。
(サービス終了処理中に、手動でプロセスを強制終了したような場合には、この限りではありません。)

バックアップからの復元に使用されるバックアップは、Config ファイルの保存処理中に一瞬だけ作成される一時的バックアップです。
正常に Config ファイルが保存されれば、このバックアップファイルは消去されるため、普段目にすることはないと思います。

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